ビジネスに必要な財務三表の全体像とファイナンスの重点をキャッシュフローが見える経営ゲームにより最速で体得する講座。大手自動車メーカーでも採用  少人数限定

パチオリ ビジネスファイナンス

こんなことを学びます

「会計とファイナンスのどちらから先に学んだらいいのだろうか?」と悩んでいられる方も多いのではありませんか?

財務を専門としてないエンジニアにとっては、「これから学ぶならファイナンス視点で会計も一度に学ぶこと」がベストです。

財務三表のしくみや会計を基礎から学ぼうとしているエンジニアが、なぜ、こうしたファイナンスを始めから学んだらいいのでしょうか?

コーポレートファイナンスと会計の違いは、未来視点キャッシュフロー視点全体観客観性包括性などの点です。

1)未来視点

 企業でのファイナンス(コーポレートファイナンス)は、資金調達だけでなく、調達した資金を使っての企業内での様々な投資活動が含まれます。

 研究や開発、生産や情報システムに関わっているエンジニアの皆さん関わっている新製品の開発や改良、メンテナンスなど様々なプロジェクトは、過去ではなく企業の未来を創造する行動です。

ファイナンスは、皆さんの活動の計画や実行に役に立ちます。

2)キャッシュフロー視点

リアルな経営をマネジメントするためには、経営活動をキャッシュフロー視点で見ることが必要です。工学部出身で京セラを巨大企業に育てた稲盛和夫氏は、著書「稲盛和夫の実学」の中で、経営のための会計学の第一の原則として、「キャッシュベースで経営する」としています。

3)全体観

プロジェクトの採算性や戦略性の検証のためには、多方面からトータルに検討しなければなりません。財務三表を未来へ向けてマネジメントしていくのが、ファインナスです。

4)客観性

「利益は意見、キャッシュは真実」と言われるように、売上や利益と違って、キャッシュは客観性があり、解釈の余地がありません。グローバルな世界で求められるのが、各国の会計基準に関わりなく検証可能なキャッシュの客観性です。

5)コーポレートファイナンスの中に会計が含まれる

会計からファイナンスの順序で学ぼうとすると、ファイナンスのキャッシュベースの考え方に頭を切り替えるのが大変です。しかし、最初からキャッシュフローベースで財務三表を捉えていくと、会計の意味もより大きな視点で把握することができます。しかし、これまで、そうした手段と方法は、なかなか見つかりませんでした。

「パチオリ1」セミナーの受講後に、
あなたが得ているもの

①企業の中で、どのようにお金が流れるのかを体験的に俯瞰する「キャッシュフロー全体観」を持っています。

 ②ビジネス活動とその成果について、財務三表のB/S(貸借対照表)、P/L(損益計算書)、C/F(キャッシュフロー計算書)の意味とつながりを把握しています。

③「売上と利益中心の考え」からグローバル時代を生き抜く「未来を創造するビジネス・コーポレートファイナンスの『キャッシュフロー中心の思考』」に変化しています。

④「コーポレートファイナンスの重点」を体得し、「企業を評価する簡便にして最強のツール」を手の中に持っています。

⑤「財務三表」をビジネス・コーポレートファイナンスの視点から、全体的に、構造的に、統一的に、本質的に、戦略的に、理解する視点を持っています。

⑥「何を」、「どうすれば」、「企業価値を上げられるのか」を知り、自信を持ち始めています。

⑦ほんの4.5時間前までは、あなたの人生の中で馴染みもなかった「フリーキャッシュフロー FCF 」について、「どうして、それが重要なのか」、「それが増えると、どんな良いことが起きるのか」、「どうすれば、それは、増えるのか」、さらに、「さて、次は、どうやって、それを増やそうか」と考え、行動しています。

⑧あなたが取得した「企業を評価する簡便にして最強の武器」によって、あなたの興味のある企業、取引先の企業、注目の企業、話題の企業、ベンチマークする企業、なぜ儲かっているのか謎の企業、買収したい企業、そして自分の会社の「真の姿、真の価値」を測りたくなっています。

⑨経営戦略やマーケティング戦略、技術戦略、生産戦略、流通戦略、IT戦略、海外戦略、人事組織戦略や様々なプロジェクトと財務戦略を結び付け、以前より一層トータルに、全体的に捉え、判断し始めようと、思考が働いていることに、驚きます。

あなたが経験して発見する
少人数限定の「旅」のプロセス

講義してから演習ではなく、まず体験し、その後に、体験の意味を考えることが中心になります。
オフラインのカード型シミュレーション体験
ラーニングツール「企業価値創造ゲームPACIOLI(パチオリ)」の最新版(vers.8)を使用

A. 1人で、経営者となって経営する
基本は、1人の会社が3社(3人)で、ゲーミングし、相互に話し合い、振り返りをする。
パチオリのファイナンシャルボード上に、両手で、カードを置いていきます。ビジネス活動と財務諸表のリアルタイムの変化と結びつき

B. ビジネスの流れが見える「ビジネスステップボード」を使い、モノの仕入販売のないサービス業から、徐々にビジネス活動の要素を増やしていきます。

C. 一つひとつのビジネス活動によって、売上・利益・資産・キャッシュがどう変化するのかを実際に目で見て確認していきます。

D. 決算では、ファイナンシャルボードを確認します。
株価算出の過程で、自らの経営の結果とプロセスを振り返ります。 こうして、キャッシュフローについての知識だけでなく、(フリー)キャッシュフロー増大のための実際の行動が変わります。また、ファイナンスの理解も無理なく進みます。
フリーキャッシュフローから企業価値、1株当たりの株価を算出します。

4回のセッションを進みます。テーマ  サービス業 商品販売業
一回のビジネスシミュレーションから決算までは、約40分で、短いサイクルで、4回実施していきます。ステップ毎に確認しながスパイラルを描いて上がっていくので、難しくはない。

確認シート①「ファイナンシャルレポート」 B/S  P/L C/F
     ③株価算出 FCF WACC 企業価値

受講者の感想から

・「もっと早く受講したかった」
・「今まで、難しく考えすぎていた」
・「キャッシュフローが見えてわかりやすかった」
・「財務三表のつながりがよくわかった」
・「フリーキャッシュフローの重要性が身に滲みてわかった」
・「自信がついたので、もっともった学びたくなった」
・「楽しかったが、頭が疲れた。チョコレートが欲しくなった…」
・「次はもっと株価を上げたい」
・「財務の数字は与えられるものではなく、自分で動かせるものだと痛切に感じた」

これまでの実績

「パチオリ」は、これまでに、トヨタ自動車、花王、JT、NEC、オラクル、三菱マテリアル、伊藤忠商事、丸紅、日本生命、オリックス、イオン、エルメス、など多くの企業で、経営者研修、マネージャー研修、グローバルリーダー研修、リーダー研修、新入社員研修や社内プログラムとして採用されています。

数万人のリーダー、マネージャー、経営者が、財務会計に対する自信を得て、育っていったパチオリの最新講座です。

開催日程

・2020年1月18日(土) 13:00~17:30
・2020年1月22日(水) 13:00~17:30
・2020年1月25日(土) 13:00~17:30

開催場所

東京メトロ半蔵門線/東西線・都営新宿線 九段下駅 徒歩1分
ナレッジソサエティ フロア セミナールーム 東京都千代田区九段南 1-5-6   りそな九段ビル 5F 

この講座の先生

講師名
 加藤 弘道(カトウ ヒロミチ)
松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。   
教育研修においては、劇作家の井上ひさしさんの言葉「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」をモットーに工夫しています。

経営ラーニングデザイナー 価値創造研究所所長
公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント
㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長

東京生まれ
東京大学文学部文化学科卒業
民間企業勤務の後、「公益財団法人日本生産性本部経営コンサルタント養成講座(1年コース)」修了
同主任経営コンサルタントとして、経営コンサルティング、企業研修などに従事
株式会社ミドスト(現株式会社ラーニングデザイン・アソシエーション)設立 代表取締役
ラーニングデザインによるゲーム感覚の経営教材、コンサルティングツールを開発し、企業に社内プログラムとして提供及び企業研修、経営コンサルティングに従事
また、上場企業の取締役及び代表取締役、独立行政法人中小企業基盤整備機構の本部プロジェクトマネージャー等を歴任

・商社バリューチェーン戦略ゲーム 
・製薬業営業戦略ゲーム 
・BtoB戦略ゲーム 
・マーケティング戦略ゲーム SKY(スカイ) 
・貿易ゲーム IXport(イクスポート) 
・広告業戦略ゲーム 
・株式投資ゲーム brusa(ブルサ) 
・財務会計・ファイナンス入門ゲーム PACIOLI(パチオリ) 
・IFRS国際会計基準ゲーム 
・トヨタ生産方式ゲーム 
・日本経済ゲーム 
・イノベイティブ対話ツール akari(アカリ) 
・World Famous Company 診断ツール

「直観でわかる経理のしくみ」(新版)
「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など

新日本製鐵株式会社 三菱マテリアル株式会社 花王株式会社 不二製油株式会社 デュポン株式会社 ファイザー株式会社 ノーベルファーマ株式会社 東急車両製造株式会社 日本たばこ産業株式会社 丸紅株式会社  伊藤忠商事株式会社 阪和興業株式会社 新光商事株式会社 イオングループ 株式会社マックスバリュ西日本 エルメスジャポン株式会社 株式会社フォーシーズホールディングス オラクル株式会社  NEC日本電気株式会社 藤田観光株式会社  伊藤忠人事サービス スタッフサービス ヤマト運輸株式会社  (旧)営団地下鉄 日本郵船株式会社 株式会社トヨタ自動車 株式会社ジェイアール東日本企画 株式会社東急エージェンシー 東急コミュニティ会社 株式会社三菱東京UFJ銀行  日本政策金融公庫 日本生命保険相互会社  三井住友海上火災保険株式会社  オリックスグループ  協同リース株式会社  横河レンタ・リース株式会社 株式会社東京証券取引所グループ 独立行政法人中小企業基盤整備機構 公益財団法人日本生産性本部 財団法人四国生産性本部  (旧)日本道路公団 社団法人中部産業連盟等

当日の流れとタイムスケジュール

1.始めに(アイスブレイク)
2.本日の流れの説明
3.簡単な講義
4.「PACIOLI」によるゲーミングワークショップ
5.ワークショップごとの振り返り
6.補足的な講義
7.全体の振り返り
8.質問タイム

4.5時間 

こんな方を対象としています

<こんな方に>
・事業分析力、事業企画力を高めたいIT・エンジニアの方
・企業への提案力を高めたいIT・エンジニアの方
・会計、コーポレートファイナンスの学習にあまり時間を割けない多忙の技術リーダー、マネージャー
・会計、コーポレートファイナンスの根本コンセプトをおさえることで、ビジネスの企画力や思考力を高めたいIT・エンジニアの方
・金融関係のシステムに取り組むIT・エンジニアの方
・社内に企業価値、コーポレートファイナンスを浸透させたい技術系の経営幹部の方
・アメリカに赴任して、銀行に「まず、キャッシュフロー計算書を持ってきて下さい」と言われて、改めて、キャッシュフローの本質を理解したいと思っておられる技術系の事業、経営責任者の方

受講料の説明

受講料 お一人様 52,800円(税込)  ツール使用料が含まれています

参加募集人数

6名 または 9名 限定(開催日によって異なります)

受講する際に以下をお読みください

簿記の知識は必要ありません。必要なのは、問題意識と好奇心、意欲だけです。
参考書:加藤弘道著「直観でわかる経理のしくみ」東洋経済新報社 初版1998年 新版2014年

残念ながら、本講座に向いていない方は、次のような方です。
・資格試験等のために、時間をかけて学習し、細かいことを積み上げていきたい(本講座は、短時間で会計とファイナンスの全体像や要点を掴む講座です)
・ビジネスの経験が少ないので、企業活動のイメージがわきにくい(シンプルなゲームから、ご自分のビジネス経験をベースにイメージを作っていただく講座です。ビジネスの経験が3年以上あることが望ましいです)
・手を動かしたくない。隣の人と話したくはない。講師の説明を静かに聞いていたい(手を動かし、話す、相互の経験も参照しながら、経験値を高め、その意味を脳をフル回転して学習するワークショップ型の講座です)
・ゲームの勝敗や駆引き、複雑性等を求める(本ゲームは学習性とのバランスを追求し、非常にシンプルなものになっています)
・マーケット盤、工場、商品、紙幣の模型、様々なイベントカードなどがある方がいい(皆さんひとり一人のビジネス経験や見聞に基づく想像力の発揮で成り立つ講座なので、最低限必要なものだけで構成されています)

なお、会場によっては、外部の話声が若干入ってくる場合がありますので、ご了承ください(進行には支障ありません)。

主催者

主催 株式会社 ラーニングデザイン・アソシエーション
   東京都千代田区千代田区九段南1-5-6
       りそな九段ビル5F KSフロア
共催 株式会社 アバンティス

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