NHKTV「カーネーション」も明日最終回を迎える。

オハラ・イトコの一生は、日本社会の変化を服飾から見るものでもあって興味深かった。

戦前の和服から洋装へと大きく変化したが、さらに戦後は、「流行 モード」が変わっていった。

イトコさんは、この「モード」についていくのに少し苦労していたようだったが・・・。

先日、主人公が、「モードの帝王」と言われた「イブ・サンローラン」の引退会見をTV(TVの中の)で見るシーンがあった。

会見でのイブ・サンローランの言葉はすばらしかった(実際のドキュメント映像)。

「私は信じていました。ファッションは、女性を美しく見せるだけでなく、安心と自信、そして自分を表現する勇気を与えるものです」

彼は、カトリーヌ・ドヌーブの美しい衣装をデザインしたり、またサファリルックやパンタロンなど活動的なファッションを女性のためにデザインして、世界に大きな影響を与えた。

21才でクリスチャン・ディオールの後継者になってから45年近く仕事をしたのは、華やかだが過酷なファッションの世界。

1年に2日(春秋のコレクションの発表日の夜)しかホッとできなかったという。

「人生で最も大切な出会いは自分自身と出会うことです」

「しかしながら私は今日

心から愛したこの職業に別れを告げます」

オハラ・イトコもまた長い戦いを終える・・・。