花王が紙おむつの「メリーズ」をフル稼働で生産している。
しかし、品薄状態が続き、店によっては購入数を制限しているところもある。

このため、花王では、新たに「メリーズ」の山形に新工場を建設する。
来春の稼動予定だ。

少子化なのに何故…?

日本での赤ちゃんの出生数は、年間約100万人だ。
しかし、隣の国、中国では、出生数は約1600万人、16倍だ。

中国の若い富裕層に、「メリーズ」の通気性や肌触りの良さが人気だ(日経MJ紙)。
花王では、今年の1月から現地生産をしているが、日本からの輸入品も根強い人気だ。

中国からの買い付けが殺到している。
そのため品不足になっている。

「メリーズ」は国内市場で約25%のシェアを持つトップブランド。
衣料用洗剤「アタック」、生理用品「ロリエ」と並ぶ花王の看板商品だ。

だが、中国では、米P&Gがシェアトップで30%超、2位はユニ・チャームで20%弱、花王は、高所得層向けのみでシェアは3%程度だ。

海外売上高を国内並みに引き上げる目標を持っている花王。
安全安心を求める中国の若い豊かな親たちを惹きつけることで、中国事業を加速していきたいところだ…。