「 ドクターヘリ 」というものがある。

医師と看護師が同乗し、医療器材も積み込んで、現場へ急行し、
救急医療を行いながら患者を医療機関へ運ぶヘリコプターだ。

医療過疎に悩む地方では、大変有効なしくみだ。
しかし、年間2~3億円とかかる高額の運営費がかかるのが難題だ。

気仙沼市を中心に活動するNPO法人(オールラウンドヘリコプター)が、コストダウンによって、救急用医療支援ヘリコプターの運営を可能にした(3日NHKテレビ「おはよう日本」)。
運営予算は、1億円だ。

ヘリコプターは小型の中古を購入。
持ち込む医療機材も最小限。
薬品もなし。
整備なども、外部の専門会社に委託する。
乗り込むのは、医師ではなく救急救命士のようだ。

医師が少ない地方では、ヘリコプターに医師が同乗すると、現場では非常に困ってしまうという現状があったが、この点でもメリットがある。

高度医療機関のある仙台まで陸路で3時間かかっていたものが、空路では約30分で到着することができる。 地域にとっては、非常に力強いしくみだ。
なお費用については、寄付に頼っている。

低コストでの救急用ヘリの運用、この取組みが成功するかどうか、全国の医療過疎化に悩む地域から注目されているようだ。