政府のとりまとめる「成長戦略案」の素案がまとまってきた。

3つの柱で構成される。

1.「日本産業再興プラン」

2.「戦略市場創造プラン」

3.「国際展開戦略」

1.の「産業再興プラン」では、

①設備投資を増加(3年間で10%)させる

②就業率を7年間で5%増加させるなど

という目標を示している

2.の「戦略市場プラン」では、

①医薬品のインターネットによる販売

②インフラの長寿命化

③コメの生産コストの4割コストダウンなど

3.の「国際展開戦略」」では、

①貿易における自由貿易協定(FTA)の比率を

現在の19%から3.7倍の70%に高めるなど

3.の「国際展開戦略」では、企業の海外収益を拡大するための枠組みを政府が積極的に作り出そうという意欲は出ている。

今後も経済ミッションを連れての安倍首相の海外訪問は増えそうだ。

産業界では、首相のリーダーシップの意気に感じ、海外展開に取り組む機運も大きくなっている。

「産業再興プラン」では、数値目標にとどまり、具体策はこれからだ。

また、「戦略市場プラン」の内容はどうか?

あまり、「戦略性」は感じられない。

実際の戦略的イノベーションは、政府ではなく個々の企業家の具体的な行動によってなされる。

政府の「誘い水」をうまく利用する企業家の出現が待たれる。