中国の金融市場が荒れている。

金融市場の混乱や金融機関の破たんなどによる世界経済への影響も心配されている。

先週の上海銀行間取引の金利。

この金利は、銀行が資金を融通し合う際の指標となるものだ。

17日には、 4.80%だったが、

20日には、13.44%と過去最高に跳ね上がり、

21日には、 8.49%に急落。

6月末に多量の金融商品の償還もあり、資金が足りないと大騒ぎになっている。

当局は、「影の銀行」への過度の資金の流れを引き締めようとして、資金供給を増やすことには消極的だ。

「影の銀行」は、表の銀行融資の裏にある金融市場だ。

高金利の商品などに投資されている。

中国の地方政府が発行する債券などだ。

地方政府の公共事業などは収益性は大きなものではなく、

高い金利を払えるはずもなく、非常にリスクの高い商品だ。

実態もわかりにくい「影の銀行」による投資や融資は、中国の経済活動において大きな比重を占める。

無理に縮小させようとすると、金融機関や地方政府の破たんが現実化する。

規制しないと、不動産バブルは収まらないという難しい状況だ。

「6月末危機」、「7月危機」の噂もある。

世界経済は、中国金融市場に注目している。